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03. なぜヒトは眠るのか

今回は「なぜヒトは眠るのか」といった素朴な疑問と、「眠気は悪いものなのか」というテーマで記事を書いています。ヒトは休息と成長のために睡眠をとっています。特に脳の休息のために睡眠はかかせないものだといえます。眠気はとても辛いものです。ここでは改めて眠気とはなんだろう?と問いかけて解説をしています。

なぜヒトは眠るのか

そもそもヒトはなぜ眠る必要があるのでしょうか?そのワケは睡眠のもたらす様々な効果にあります。

ヒトは睡眠中に筋肉の疲れをとったり、体を成長させる成長ホルモンを分泌します。体を作るためのホルモンを成長ホルモンとよびます。このホルモンは脳にある脳下垂体とよばれる場所から分泌されることがわかっています。「寝る子は育つ」というように、赤ちゃんや子供のほうが大人に比べて睡眠時間が必要な理由はこの仕組みのためといってよいでしょう。

成長やからだをつくるといった役目とおなじくらい大切なことがあります。それは休息です。特にわたしたちのからだの司令塔である脳を休ませることができるのが睡眠です。私たちの脳は休息をなくして活動をつづけることはできません。からだの器官の中でももっともエネルギーを消費するのは脳であり、じつにエネルギーの18%を使用するといわれます。

「自分が肉体労働なので脳の休息は必要ないと」おっしゃる方もいるでしょう。しかし、冷静に考えてみてください。重い荷物を運ぶ動作においても、脳はバランスを保つ指令をおくっていたり、力配分を考えているでしょう。この荷物はここを持った方が軽いといったことも、まぶたを動かすような小さな行為でさえ、脳が指令をおくっているのです。何も考えていなくても脳は疲労をためていくのです。

 

眠気は悪いものなのか

眠気はとてもやっかいなものです。世の中には眠気と戦っているヒトがたくさんいます。 テレビをみていても、「眠気防止に効くウラワザ」の特集番組や、「眠気にコレ一本」といったCMが以外に多いことに気がつきます。

このことからわかることは、社会全体が「眠気はガマンして当たり前」のような傾向があるということです。学生が授業中に居眠りしていたら、先生は怒ります。これは会社でも同じことです。 「昨日あまり眠ってないの?大丈夫?」といった言葉はまずかけてもらえないでしょう。これは日本の精神論からきているものかもしれません。

しかし、眠気は「脳が疲れているので休ませてほしい」というサインを出しているということを忘れないで下さい。眠気を感じたら15分程度の仮眠をとれば、脳のパフォーマンスはかなり向上するそうです。

会議の後にあくびが出やすいのも脳の疲れによるものです。会議中は脳がフル活動しています。この時は眠気を押さえるドーパミンなどの脳内物質が分泌されているので眠気は感じません。そして長い会議が終わった後に、眠気がおそってくるのです。

これはごく自然なことです。しかし、あくびをしている様子や、眠そうな様子を会議の直後にみせると、「退屈そうだ」「話を聞いていないのか」といった。悪い印象を与えることになります。こういった誤解を与えないためにも、眠くならないように、夜にしっかりと睡眠をとることが重要ではないでしょうか。

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