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06. レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠には大きく二つの種類があります。眠りが浅く、高速眼球運動がみられる「レム睡眠」、反対に眠りが深く、高速眼球運動がおきない「ノンレム睡眠」 それぞれに異なった役割があります。また、レム睡眠とノンレム睡眠が90分の周期でいれかわっているといった点に注目をしています。

レム睡眠とノンレム睡眠

わたしたちが毎日眠っている睡眠には大きく二種類に区別することができます。

一つはレム睡眠です。

レム睡眠とは急速眼球運動(rapid eye movement:REM)が名前の由来となっています。眠りは浅く、眠りはじめや、起きがけはレム睡眠であるといわれます。眼球がギョロギョロと動き、夢をみています。夢は寝るまえにおもっていたことが具現化されることが多く、心理状況に大きく左右されるものです。筋肉はとてもリラックスしていて、あごの筋肉もゆるみ、ほかの筋肉もゆるんでいます。ノンレム睡眠は「肉体の疲労を回復する睡眠」と呼ばれています。

レム睡眠の睡眠は比較的浅く、すぐに起きることができます。ちなみに起きたときに夢の内容を覚えているときは、眠りの質が低いといわれ、反対に夢の内容をよく覚えていないときは質のよい睡眠をしているとされます。深い眠りをとっていると、夢をみていた実感がないということがあります。これは、夢を見ているはずが、覚えていないということです。眠りの質はかなりよいと考えてよいでしょう。

一方でノンレム睡眠はふかい眠りのことです。

名前はレム睡眠ではない睡眠という意味からきています。ノンレム睡眠には脳を休ませる効果があります。脳は活動のために、大量のエネルギーを消費するので、たくさんの熱と活性酸素を発生させます。

活性酸素は大量に発生すると老化の原因となります。これを防ぐために、ノンレム睡眠が必要です。ノンレム睡眠中はグルタチオンという酸化をふせぐ物質が分泌されていて、脳の神経細胞の修復に役立っています。

レム睡眠とノンレム睡眠の周期

レム睡眠とノンレム睡眠は一定の周期があります。睡眠はまずノンレム睡眠から始まり、次にレム睡眠へと変化します。その周期はおよそ90分とよばれています。これを「睡眠周期」とよびます。ノンレム睡眠よりレム睡眠のほうが、らくに目覚めることができるため、自分の就寝時間からレム睡眠の時間を計算して目覚めのタイミングを合わせることによって、脳を比較的はやく目覚めさせることができます。

この周期は一回の睡眠で4,5回くりかえされ、後半になるとレム睡眠の時間が長くなり、ノンレム睡眠の時間は短くなります。眠りの深いレム睡眠が長くなることによって、からだがが目覚めへと導いてくれているのです。

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