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44. 受診の際に準備すること

心療内科や精神科に行くのが抵抗があるという方は多いのではないでしょうか。いざ受診していても、恥ずかしかったり、言いたくなかったりして医師に情報を伝えないようではいけません。ただしい治療がされないからです。全ての悩みを医師に伝えるつもりで問診をうけましょう。

受診の際に準備すること

まずはハッキリと睡眠について相談したいと伝えておきましょう。飛び込みで受診するのではなく、予約を取り、カウンセリングの時間の余裕を持たせておきます。そして、カウンセリングの時は、恥ずかしがらずに全てを話すという気持ちをもって話します。あらかじめ言いたいことを考えて紙に書いておいてもよいでしょう。

心療内科で睡眠の相談をするときは、後ろめたくて話せないようなことも出てきます。例えば、女遊びをしていてそのために心を病んでしまい、眠れなくなったとか、自分のペットを殴り殺してしまい、罪の意識から眠れない。ギャンブルで借金が増えていて悩みのあまり眠れない、または麻薬中毒になっていて、そのためにからだを壊してしまって睡眠がとれないなど、おおげさなようですが、ヒトそれぞれ「とても話せないようなこと」が原因になっていて眠れない。ということは多いはずです。

こういったヒトに話すと恥ずかしいといったことも医師にはハッキリ伝えましょう。相手はプロですから、冷静に受け止めてくれます。さらに的確な助言をもらうことができるでしょう。下手に嘘をつくのは治療を遅らせる原因になるだけです。ここは勇気を持って伝える覚悟をすることが大事です。

もしうつ症状があり自殺観念があるようでしたら、それは真っ先に伝えるべきです。

問診はどんなかんじなのか

心療内科の医師は、話を聞くことが治療のようなものと考えていただけると、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。つつみ隠さずに自分の悩みを伝えると、もっと詳しく聞いてきます。医師は客観的な立場であなたの睡眠障害の原因を考えるでしょうし、処方する薬も症状に合わせて出されます。

あなたがもし「家族とうまくいっていないから寝床についたときに不安感で眠れない」 と伝えれば、抗不安剤(精神安定剤)と超短時間作用型といわれる「寝付く時だけ眠くなる睡眠薬」を処方されるでしょう。後は家族との前向きな付き合い方やプラス思考のアドバイスをしてくれるはずです。

仮にあなたが、寝付きが悪くて寝ていても2.3度目が覚めて眠れないという症状だったとします。ここで「よく分からないけど眠れなくて困っている」などといった曖昧なことを伝えた場合、超短時間作用型の睡眠薬のみが処方されるでしょう。これだと寝付きはよくなるかもしれませんが、中途覚醒の部分には全く効きません、やはり夜2.3度起きてしまいます。

このように医師につつみ隠さずに不眠の悩みを伝えることが重要なのです。

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