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22. 就寝直前の学習は効果的

就寝直前の勉強は、記憶に残りやすい。その原理と勉強のやり方について説明しています。寝る前の勉強は夢にでてきやすく、夢を見ているときは、脳が記憶をおこなっている時です。こういった特性から就寝前の勉強は効果的であるとされています。ホットミルクを就寝前にのむと、寝つきがよくなるとされています。後半ではこのことについてお話ししています。

就寝直前の学習は効果的

たまに目にする学習方法として、睡眠学習というものがあります。これは、眠りにつく前からヘッドフォンなどで英会話などを流しておき、寝ているあいだにも流しつづけることで、学習の効果を得ようとするものです。

しかし、最近はこのような勉強方法はあまり知られなくなりました。メディアでとりあげることも少なく、睡眠学習についての書籍があまりない点からみて、効果は薄いといえます。

これとよく似た勉強方法に、「寝る直前の勉強は記憶に残りやすい」ということが最近の研究によって明らかになってきました。その研究によると、わたしたちは起きてから寝るまでの間に、勉強したものの中で、より寝る前に勉強したもののほうが記憶に残りやすいというのです。とくに夢に出てくるようであれば学習効果はかなり高いとされます。

夢をみている「レム睡眠」の状態は脳が情報を整理して記憶しているといわれます。この状態の時に思い出しやすい直前の記憶が、より学習しやすいといわれる一つの理由です。

しかし、寝る前に脳が活性化するような勉強はやめておきましょう。この場合は自分が好きな科目の勉強は控えるということです。集中力が増してきて、目が冴えてしまっては眠れなくなるだけです。できるだけ、「つまらなくてやりたくない」というふうにある程度勉強していると眠くなるような科目を選んでとりかかると、睡眠時間が後にのびることもなく就寝することができます。就寝前の効果もあってつまらない科目の勉強の効率を上げることができて一石二鳥です。

寝付きをよくするホットミルク

就寝時間の1時間前〜2時間前にホットミルクをのむと寝つきがよくなるとされています。これは科学的に証明されています。

ミルクの中には豊富な動物性タンパク質が含まれています。このタンパク質が分解されるとアミノ酸になります。このアミノ酸を原料に、脳は様々な脳内ホルモンをつくっています。心を落ち着かせ幸せな気分にしてくれる「セロトニン」、眠気をひきおこす「メラトニン」などです。ホットミルクを飲むと脳内ホルモンの原料が豊富に用意されている状態になり、脳内ホルモンの量が増えて、眠りやすくなるのです。

しかし注意したいのはミルクのカロリーです。ミルクには動物性脂肪分がかなりふくまれているので、肥満が気になる方は寝るまえにのんではいけません。のむなら無脂肪牛乳か低脂肪牛乳を選びましょう。

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