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36. 早期覚醒

様々な睡眠トラブル、睡眠のトラブルはその種類によって様々なものがあります。今回は「早期覚醒」という、朝、極端に早く目が覚めてしまい、それから眠れないというトラブルについて解説しています。

睡眠のトラブルにはたくさんの種類がある

睡眠障害には様々な種類があります。単純に眠くならないタイプの睡眠障害。眠気が強すぎて、日中にすぐ眠ってしまうなど、症状も様々です。みなさんの不眠のタイプはどれでしょうか?いくつかの代表的な睡眠トラブルの例を詳しく説明していこうと思います。

早期覚醒

早期覚醒とはその名前のとおり、通常より早く目が覚めてしまうことです。朝の3時や4時に目が覚めて、それから眠ることができません。早期覚醒が習慣化したり、頻繁に起きるようになると、睡眠時間が足りなくなるので、日中のパフォーマンスが大幅に低下すすることになります。

また、早期覚醒で眠れないので仕方なく起きて運動をしていたり、日が昇らないうちから活動していると、結果として体内時計の周期をずらしてしまうことになります。こうなると午後10時以降は起きていられなくなるといった「睡眠時間の前進」が発生します。

うつ病の可能性もある

早期覚醒は年齢を重ねると起きやすくなります。高齢になると、深く眠ることができなくなるので、目も覚めやすくなるのです。

しかし、高齢者であっても早期覚醒の原因として気にとめておきたいのがうつ病です。 特に目が覚めたあとに、食欲がなかったり、普段おこなっているみだしなみを整えることがおっくうになってくると注意が必要です。

医師よって治療を受けるばあい、早期覚醒を起こさないように、長時間の催眠効果がある睡眠薬と抗うつ剤が処方されます。

高齢者は早期覚醒しやすい

高齢者は若い時期に比べて、睡眠のサイクルがずれます。これはごく自然なことで、レム睡眠が増加し、浅い眠りであるレム睡眠の割合が増加して、深く眠れなくなるのです。その結果、早く目が覚めるようになり、早期覚醒の状態になります。このことから早期覚醒は高齢者に多い傾向があります。

日常生活に支障があれば改善しよう

例えば朝3時に目が覚めて、夜の9時には眠らずにはいられないとします。本当は家族ともっと一緒にいたいので夜の9時に寝るのは嫌だということもあるでしょう。

そういった場合は、朝3時に目が覚めたとしても光の刺激を極力うけないようにします。朝の7時くらいまで薄暗い部屋ですごすようにこころがけて、7時になったら日の光を全身にじっくりと浴びます。こうすることで体内時計のサイクルをずらし、夜早くに眠くなることを防ぐのです。

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