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41. 時差ボケ

今回は時差ボケ(時差症候群)について説明しているのと、改善方法を具体的にいくつか挙げています。

時差ボケ(時差症候群)

時差ボケとは、体内時計と昼夜のリズムがかみ合わないことによる体調の悪化をあらわす睡眠障害です。医学的には時差症候群といいます。

時差がある地域へ短時間で移動した場合に発生します。体内時計は日中の明るさに反応しているため、現地の時間に合わせて変化しようとします。しかし、急激な変化のために、からだが適応できずに様々な不調があらわれることとなります。時差が5時間以上ある地域を飛行機などで高速に移動した時に時差ボケになりやすいとされています。

時差ボケで多いのが入眠障害

時差ボケになると、からだが眠るタイミングを見失ってしまうことがあります。よく眠れないとか、日中に眠くて仕方がないといった症状が出ます。ほかにも食欲がなくなったり、ひどい頭痛が発生することがあります。消化器系へ影響が出ることもあって、消化不良をおこしたり、便が緩くなる、便秘になるなどといった症状を訴える方もいます。

時差ボケを経験する方は多く、海外旅行者の9割近くが何らかの時差ボケになるとされています。高齢者になると体内時計の調整機能も衰えているため、より時差ボケになりやすいとされます。

時差ボケの対策方法

時差ボケの対策は、滞在期間や、向かう時間、時差の時間などを考慮して工夫して行う必要があります。

滞在期間を考えてみると、短期間の滞在の予定であれば、無理に体内時計を現地の時間に合わせる必要はないといえます。体内時計の同調時間は1時間から2時間と言われており、短期の滞在では体内時計を同調させることができないからです。無理にずらしてしまうと日本へ戻ってきたときにまた時差ボケをおこしてしまいます。多少のズレは許容範囲としておきましょう。

光を浴びて長期の滞在に備える

長期間の滞在予定がある場合。時差ボケを徐々になおしていく必要があります。できるだけ現地の時間に合わせて光を浴びるようにしましょう。浴びる光は朝起きてからがベストです。起きる時間を一定に保ち、朝起きたらすぐに全身に日光を浴びます。天気が悪くてもカーテンを開けて、朝の光をとりいれることが大切です。これにより体内時計は現地に合わせて変化していきます。

東より西へ行ったときのほうが時差ボケは軽い

旅行でたとえると、アメリカへ行くよりもヨーロッパやアフリカへ行ったほうが、時差ボケは軽いといわれます。これは体内時計のリズムが、25時間であるため後ろに遅らせることができる西行きの方が、現地のリズムに合わせやすいからです。

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