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35. 更年期には不眠を訴える方が増える

更年期によるホルモンバランスの変化は女性にとっておおきな試練となります。体調の変化とともに精神的にも不安定になるので不眠の症状をうったえる方が増加するのです。うつ病にかかることもあり、十分に注意しておく必要があります。

更年期には不眠を訴える方が増える

この世代の女性になると、家事は日常的にこなせるようになっており、子供もある程度成長しているのではないでしょうか。

家族のために日々はたらくことで、知らず知らずのうちにストレスがたまっているかもしれません。たまには好きなことをしてリラックスをこころがけることも大切です。というのも更年期には精神をわずらう方が多いからです。更年期をむかえるに当たって、このことを十分に理解しておきましょう。

更年期にさしかかると卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンが減っていきます。この影響は大きく、様々な体調不良が引きおこされます。

不安感におそわれたり、イライラしたり、情緒不安定、抑うつ状態になるなど、精神的な症状を訴える方が多くなります。

更年期には若いほど深く眠りにつくことができません。しかしこれに気づかずに「ちかごろよく眠れないわ」と、しょんぼりしてしまう方がいます。また、からだのほてりやのぼせによって、睡眠前の体温が下がらずに寝付きにくくなったり、眠っていて突然目が覚めることがあります。これは更年期特有の症状です。

更年期は女性のこころとからだの曲がり角

更年期は女性の体や心にとって重要な分岐点です。ホルモンバランスがガラリと変わるので、変化にとまどうことも多く、からだへの負担も大きいといえるからです。

また更年期に差しかかる年齢の女性は、育児や家事によって多忙であることが多く、からだの変化に慣れるための時間や心のゆとりがありません。こういったことから、ホルモンの減少によって精神的に不安定になってくる状態なので、うつ病をを患ってしまうことがよくあります。十分に注意する必要があります。

うつ病というものはそうめずらしいものではありません。生涯のうちにうつ病にかかる可能性としては、近年の研究で15パーセント程度です。だいたい50人に一人は、生涯に一度はうつ病にかかるといえます。そして女性は男性に比べてうつ病にかかりやすいといわれ、うつ病を発症するトリガー(キッカケ)として、閉経によるホルモンバランスの変化があげられます。

一週間くらい不眠が続いたら医師に相談する

以上の点をふまえ、軽度のうつ病のうちに心療内科や婦人科へ相談に行きましょう。

一週間も眠れなかったり、いいようのない不安感におそわれたりしていたら、うつ病になりかかっているかもしれません。軽度のうつ状態ならば、ほうっておけば治ることもありますが、更年期において長期のうつ症状があらわれている場合は油断してはなりません。病気の芽は早いうちに摘んでおきましょう。

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