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40. 睡眠サイクルが後ろへずれていく睡眠相後退症候群

睡眠相後退症候群は、体内時計が後ろへズレてしまって固定された状態です。こうなってしまうと朝起きることが困難になるばかりか、午前中は脳が覚醒しないので、仕事や勉強に悪影響を及ぼします。今回はこの症状の問題点と治療法を詳しく解説しています。

睡眠サイクルが後ろへずれていく睡眠相後退症候群

大学生やフリーター、ニートの方に多いのが睡眠相後退症候群です。テレビゲームやインターネット、ネットゲーム、または受験勉強などで、夜遅くまで起きていたり、就寝時間が朝方になるといった生活が続くことによって体内時計が後ろにずれてしまいます。これを睡眠相後退症候群といいます。

インターネットの発達により、深夜でも動画を楽しんだり、ネットゲームをして遊ぶことが容易になりました。こういったこともあってか、社会人でもゴールデンウィークなどの長期の休みに夜型生活に浸ってしまうことがあります。学生、特に大学生は、受ける授業が午後にあった場合は朝起きる必要がないため、明け方まで遊んでいる方も増えています。

いったん睡眠相後退症候群になってしまうと、朝に起きても、体内時計がずれてしまっているので、からだは活動モードになってくれません。休みの間や、朝起きる必要がなければこれでも問題ないといえます。しかし、仕事などで朝起きなければならない場合はそのしわよせが一気にくることとなります。非常に起きにくくなるばかりか、集中力不足や、思考力の低下が見られるようになります。このために、職場で怠け者のレッテルを貼られたり、遅刻ばかりで評価を落とすことにもなりかねません。

毎日決まった時間に起きて睡眠サイクルを元に戻す努力を

睡眠相後退症候群を治療するには、体内時計を朝方へと戻すことが重要になります。早く眠ろうとして睡眠薬を使用して寝付いたり、寝酒を使ってもほぼ効果はありません。大事なのはどれだけ眠くても毎日決まった時間に起きるということです。そしてこの時、必ず朝日を全身に浴びましょう。時間がゆるす限り日光を浴びることが体内時計の修正に効果的です。

体内時計がずれていると朝起きてもなかなかエンジンがかかりません。こういった時は軽めの運動をするか、ストレッチなどを取り入れて、からだの熱を上げるようにしましょう。軽く汗ばむくらいに運動をすると効果的です。

朝食は必ず決まった時間にとり、食後にコーヒーを飲んで頭を覚醒させるのもよい方法です。

目標の就寝時間を決めておき、その時間へと近づいたら自分にとって楽しいことは極力やらないようにします。興奮したり、熱中するような行為はご法度です。ゆったりとした音楽を聴いてリラックスするか、うす暗い部屋でじっとしているのが理想的です。気分を落ち着かせて眠りへと導くようにしていきましょう。

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